東京が大雪でやばいみたいなので長野県民が雪かきの流れとポイントをまとめてみました。
雪やばいですね。僕は長野県に住んでいるので雪かきは慣れっこですが、東京方面でもかなり積雪があるみたいなので、雪かきに慣れていない人のためにポイントや流れをまとめてみました。
場所を決める
まずは雪を集める場所を決めます。人や車の邪魔にならない場所なのはもちろんですが、それ以外にもポイントがあります。
日陰の時間が少ない場所
なるべく雪が溶けやすい場所を選ぶのがポイントです。ずっと日が当たる場所があれば最高ですが、住宅地だとなかなかそんな場所ありませんよね。そういう時はなるべく日陰の時間が少ない場所を選びましょう。
アスファルトより土や砂利の上
これもアスファルトよりも、土や砂利の上の方が地熱が伝わるので雪が溶けやすくなります。またアスファルトよりも水はけが良いので、水たまりや氷になりにくいです。
壁が柱がある場所
壁や柱などを支えにすると、雪を高く積み上げられるのでその分雪が占領する面積を減らすことができます。
ママさんダンプ(スノーダンプ)で大きい雪をかく
集める場所を決めたら、まずはママさんダンプ(スノーダンプ)でガーッと大きい雪をまとめます。これがあるとないとじゃかなり効率が変わってきます。ここでポイントなのは、綺麗にかかなくて良いということ。ママさんダンプ(スノーダンプ)で綺麗に雪をかこうとするのは至難の業で、時間の無駄でしかありません。雪の上辺をざっくりとかく程度で大丈夫です。
ママさんダンプ(スノーダンプ)でかききれなかった雪をスノーラッセルでまとめる
ママさんダンプ(スノーダンプ)でざっくり雪をかいたあとは、スノーラッセルで雪をかいていきます。ここでポイントなのは、平らな地面であれば地面にスノーラッセルをしっかり接地させながら雪をかくこと、砂利や土の地面であれば数センチだけ浮かす感覚で雪をかくことです。そしてもうひとつポイントは、地面を出すこと。アスファルトや土の地面は、大抵黒に近い色をしており日光の吸収率が高いので、まわりの雪が溶けやすくなります。
スコップで固まった箇所を壊す
足跡など、スノーラッセルで取りきれなかった圧雪された雪をスコップで壊していきます。ポイントはスコップをつるはしみたいに、雪の上から先端で突っつくようにして使うことです。夜に固まって氷になるのを防ぐのが目的なので、壊して小さな雪片に出来ればOKです。
塩カルを撒く
最後に、塩カルを撒きます。車に付くとサビの原因にもなるので、駐車場の場合はあまりオススメできません。また、近くに植物がある場合も枯れる原因になるので避けましょう。歩道など、氷ると危ない場所に限定して塩カルを撒くようにしてください。ポイントは午前中に撒くことです。塩カルは水分と反応して熱を発生させるので、雪が溶け出す昼前に撒けば、一番効果的に使うことができます。
まとめ
かなりざっくりな説明でしたが、基本的にはこんな器具と流れで雪かきをしています。とにかくポイントは、いかに雪をまとめるかというよりも、いかに早く雪を溶かすことができるかだと思います。 あと、たまに楽をしようとしてかお湯を撒こうとする人がいますが、あれは絶対にNGなのでヤメて…。お湯は水より急速に冷えるので、撒いた箇所はもれなくガチガチの氷になります。雪かきに近道なし!急がばまわれの精神でコツコツ頑張りましょう!